最終更新日 2024年10月30日 by jssjss
枕は睡眠の質を変える
寝るときに使うだけだけら適当に選んでも良いとか、寝相が悪いからなんでも良いという人もいるかもしれません。
しかし実は、枕は何を選ぶかによっても大きく睡眠の質を変えることがあるのをご存知ですか。
ただ、このようなことを聞いても、なかなか簡単には選べないという人もいるでしょう。
何より枕にはさまざまなタイプがあるので、一体何を選ぶべきかわからない人も少なくないからです。
またお店によっても扱っているものが違うし、素材も違います。
またそもそも価格が違うのでどうすれば良いかわからない、だから適当に選んでいるとか、値段だけで選んでいるという人もいるでしょう。
1,自分に合っている高さのものを選ぶ
しかしじつは選び方自体は非常に簡単で、いくつかのポイントを押さえておけば自分にぴったりのものを見つけられるのをご存知ですか。
まず一つは、必ず自分に合っている高さのものを選ぶということです。
その人によって体型、体格、骨格、寝方などが違うので、どの人でも同じものを選べば良いというわけではありません。
実際に高さがあっていないものを利用してしまうと、首が凝ってしまったりするだけでなく、慢性化した肩こりに悩まされたり、いびきの原因ともなり得ます。
さらに眠りの質にも影響を及ぼし、時には不眠症となってしまうこともあるので気をつけましょう。
もし日頃寝ても疲れが取れないと言って悩んでいる人がいたら、もしかしたら高さがあっていない枕を利用しているのが原因かもしれません。
ではこの場合、どういうタイプを選ぶと良いでしょうか。
2,自分の寝方に合っている高さを探す
まず一つは、自分の寝方に合っている高さを探しましょう。
基本的には男性の方が肩幅が広く、女性や子どもの方が肩幅が狭いので、男性はある程度の高さがあるタイプ、女性やお子さんは少し低めにしてみると良いでしょう。
また、仰向けで基本的に寝るのか、横向きに寝るのかでも選ぶべきものが変わります。
仰向けの場合はそれほど高さは必要ありませんが、基本的に横向きという人は、自分の肩幅に合っているものを選ぶようにしましょう。
そうすることで無理な姿勢を取らなくて良くなるので、肩こりや首の痛みなどを軽減したり、いびきを改善する効果が期待できるからです。
3,体のサイズに合わせて選ぶ
また、体のサイズに合わせて選ぶというのも重要なポイントです。
枕には色々なサイズがあり、小さいものもあれば大きなものもありますが、それぞれ寝心地が全く違います。
またそれらのサイズはただ単に寝心地とか体を支える範囲がちがうというだけでなく、寝返りの打ちやすさとかも違ってきます。
基本的には大きな体の人は大きめを、小柄の人は小さめを選ぶと良いのですが、お子さんの場合はよく動くので、小さいサイズではなくあえて大きなものを選ぶと良いでしょう。
4,素材選び
そしてもう一つ気をつけておきたいのが、素材選びです。
従来であればそば殻、あとはパイプ、ダウンなどもあり、現在は低反発ウレタンフォームも人気があります。
ただ、この素材であれば問題ない、誰でもこれを選んでほしいという素材があるわけではありません。
その人によって好みが大きく変わってくるからです。
だからまずはそれぞれの素材の特徴をよく理解して選ぶと良いでしょう。
例えば、ふわっとした柔らかさを求めているなら、やはりおすすめなのはダウンです。
ホテルの枕のようにしっかりと包み込んでほしいというときにもおすすめの素材です。
反対にゴツゴツとしているのを求めるなら、やはりパイプがおすすめです。
ダウンのような柔らかさはありませんが、しっかりと首を支えてくれるし、何よりあのゴツゴツしたのが良いという人も少なくありません。
5,形を選ぶ
そして最後は形を選ぶということです。
現在では色々な形のものが用意されており、自分の好みに合ったものを選べます。
長方形のタイプもありますが、低反発ウレタンフォームの場合は首を安定させることができるS字型のものが多くなっています。
また自分の頭の形とかに合わせてえらびたいなら、頚椎をさせる形状になっているものを選びましょう。
そうすることで、より快適な眠りを手に入れることができるからです。
まとめ
このように、現在では色々なタイプのものが売られており、色々と選択肢がある状態です。
ただその人によっても枕選びが違っており、どの人も同じもので良いというわけではありません。
だから、まずは自分に合っているものを選ぶためにも、色々な選び方を理解しておきましょう。
そうすれば商品を選ぶときのチェックもスムーズに行いやすくなるからです。
ただ、チェックポイントはわかっても、なかなか自分では選べないという人もいるのではないでしょうか。
そんな時は無理せずにプロに相談してみるというのも、おすすめの選び方です。
オーダーで作ってもらっても良いし、自分に合っているタイプを紹介してもらうこともできます。
睡眠時間は人生の約3分の1を占めています。
だからこそ、より快適な眠りを手に入れるためにもしっかりと自分に合っている枕を選ぶようにしましょう。