最終更新日 2024年10月30日 by jssjss
オール電化はガスを使わない生活を実現してくれるシステム、電気のみになるので基本料金は電気代部分のみなどの特徴があります。
この基本料金は、電気やガスをまったく使わない月でも支払いが必要になるものです。
海外などに出掛けるため数か月間家にいないときには使用料はゼロでも基本料金だけは請求されることになるので、一人暮らしで海外出張が多い人などは無駄に感じてしまうこともあるのではないでしょうか。
電気のみの住居スタイルであれば基本料金は半分で済む、このようなイメージにもなって来るためお得感がありますよね。
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オール電化は地球環境や資源保護への貢献にも繋がる
ガスを使う設備には、給湯器とガスコンロの2つがありますが、他にも暖房器具でガスファンヒーターを使う場合には必須です。
ガスは点火したところに噴射させ燃やす仕組みで使うエネルギーですから、火を燃やせば当然空気は汚れることになります。
電気は空気を燃やさないとされているけれど、火力発電ではタービンを回転させるために燃料を燃やすことになるため空気が汚れないわけではありません。
ただし、発電には再生可能エネルギーを使ったやり方もある再生可能エネルギーは、地球の資源とは別の太陽光・風・地熱などを用いているなどの特徴があるエネルギー源です。
火を燃やさないし資源も使わない画期的な発電システム、このシステムで作り出された電気だけを使うオール電化は地球環境や資源保護への貢献にも繋がるものです。
太陽光発電のデメリットについて
ところで、太陽光発電は家庭用として普及し続けていて、新築住宅の多くが導入しているようですが、太陽光発電は文字通り太陽の光エネルギーを電気エネルギーに変換する仕組みを持つため太陽が沈んでしまうと発電することができなくなります。
冬場などは太陽が見える時間が短くなりますので発電量は著しく少なくなりがちです。
夕方は5時を過ぎると辺りは薄暗くなりますし、朝は6時半くらいにならないと明るくならないので実質発電ができるとすれば12時間前後になるのではないでしょうか。
オール電化住宅の場合は、夜間の電力は深夜料金が適応され電気代は安くなるものの、朝から日中、そして夕方にかけての時間は逆に電気代が高くなって来るようです。
太陽光発電システムとオール電化の組み合わせ
仮に、太陽光発電システムを導入しているのであれば、電気代が高い時間帯は発電が可能なタイミングですから太陽光発電で作り出された電力で生活を送れる、発電ができない時間帯は日中よりも電気代が安くなる電力会社が供給する電気を使えるようになるわけです。
ライフスタイルにより電気の使用量は異なりますし、電力を一番利用する時間帯も変わりますが、太陽光発電システムとオール電化の組み合わせは地球温暖化防止にも役立てることができるし生活費の中での光熱費をおさえる効果も期待ができるメリットがあります。
電力自由化について
最近は、電力自由化に伴い電力小売業者と呼ぶ会社も多くなっているようですが、これは新電力のカテゴリに分類されているものです。
一般的には電力会社が発電した電気を一括購入、それを従来から使用されている送電電線を使い契約者の住居に届けます。
そのため、新電力に切り替えたからといって専用の送電線を使うわけではありませんし電気そのものの品質が落ちることもないわけです。
新電力は従来から存在する電力会社が供給する電気よりも安い、このような評判がありますが電気代が安くなるのか否かはシミュレーションをしないことにはわかりません。
新電力に切り替えたら以前よりも電気代が高くなってしまった、このようなケースも決してゼロとはいい切れません。
オール電化住宅向けのコースを用意しているところもある
一般的には、電気使用量が多い家庭が新電力に切り替えると年間数千円もの節約効果を期待できるといわれていますが、新電力の中には一人暮らしや少人数の家庭でも安くなる会社がありますので検討されては如何でしょうか。
さらに、新電力を供給する事業者のプランにはオール電化住宅向けのコースを用意しているところもあるので必見です。
電力会社が発電した電気を購入、それを利用者にわけているのが新電力ではあるのですが、電力小売業者の中には自家発電設備を持つ会社も存在します。
自家発電設備といっても大手の電力会社が持つ発電設備ではなく、再生可能エネルギーを用いたものでその中心になるのがメガソーラー発電所です。
これは太陽光パネルを多数設置している、総出力量が10MWを超える規模を持つ発電所で、地方などに出掛けた際にのどかな田園風景に突如現れるメガソーラー発電所などになっているケースが多いのです。
まとめ
周りは田畑が広がる場所で、その一角にソーラーパネルを数百台以上設置しているエリアがある、このような設備では新電力を供給する事業者の発電所になっているケースが多いのです。
メガソーラー発電所で発電した電気も、電力会社が設置した送電線を活用して送電処理が行われているため、電気の品質が悪いなどはありませんし再生可能エネルギーは地球環境に優しいエネルギーですからこのような電気を使えば環境に貢献しているのと同じ意味合いになるわけです。